旅行まとめ

旅行に行った時の話をまとめていきます。最近はあまり旅行に行けていないので雑記も書いています。

前途多難な入国審査とドイツ最初のご飯の食レポ(ホーエンシュバンガウ編①)~海外初心者の女子大生二人でヨーロッパ旅行に行った話#2~

 こんにちは。今回からいよいよドイツに入国します!

 

 

入国審査の話

 長いフライトが終わり、遂にミュンヘン空港に着きました!Aちゃんと入国審査を受けます。

 入国審査は何日滞在するのか、どこに泊まるのかなど聞かれました。しかし私もAちゃんも英語の聞き取りは芳しくありません。入国審査のお兄さんの質問に頭がフリーズ。しどろもどろで英単語を並べます。(もしかしたら頓珍漢なことをいっていたかもしれません)

 なんとか入国のスタンプをパスポートに押してもらいました。私たちが「センキュー」とお礼を言った後、お兄さんは何事か言いました。

「Your English is not ???」

  ゲートを通った後、ツアーの人を待っているときに私はAちゃんに言いました。

「さっきさあ……、お兄さんYour English is not cool.って言ったよね」

 するとAちゃん、

「えっ、私Your English is not good.だと思った!」

 なんということでしょう。私とAちゃんで聞き取った内容が違います。

「でもどっちにしろ英語が上手くないって言われてるよね……」

 その通りです。これから日本に帰るまでは現地の人とは英語でコミュニケーションを取らなければなりません。それなのに二人とも初日から現地の人にこんなことを言われる始末。前途多難(^□^;)

 

ミュンヘン→ホーエンシュバンガウの話

 ミュンヘンについたのは現地時間の午前8時頃。日本時間だと15時くらいです。完全に朝の気分なのにいつもの生活だともうお昼を過ぎています。なんとも言えない気持ちになります。

 バスの中で添乗員さんが言いました。

「長いフライトの後でお疲れだと思いますが、日本時間のことを考えるともっと疲れるので考えるのはやめましょう」

 そうします。

 

 最初の目的地はホーエンシュバンガウ、ノイシュバンシュタイン城があるところです。

 ミュンヘン空港からは三時間ほどバスでかかります。ロマンティック街道と呼ばれる道を通ってホーエンシュバンガウまで向かいます。ドイツの風景はどんなものだろうか?しかもロマンティック街道という素敵な名前の道!

 わくわくしてガイドさんの話を聞くのもそこそこに車窓を眺めます。しかし……。

 あれ……なんかこの風景見覚えが……。

 自然が豊かで緑の美しい道です。酪農が盛んな地域なのでしょう、時々牛なんかが囲いの中で牧草を食んでいます。しかし、異国感がなくとても既視感があります。Aちゃんが言いました。

「この風景……北海道じゃん……」

 たしかに。

 激しく同意しました。緑が豊かな大地、点々と見える木々、そして至る所に牛。

 完全に北海道の風景です。

 道央とか道東とかそのあたり。建物も少ないので本当に北海道の酪農地帯の風景です。気温も20℃前後とこの時期の北海道に近いです。異国に来ながらこのアットホーム感、不思議ですね。

 

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 牧草を食む牛たち。日本でよく見るホルスタインはいません。

 

 ロマンティック街道は元々「ローマの街道」という意味だそうです。今広く認識されている「ロマンチック」のイメージとは少し異なります。添乗員さんの話によれば、これはドイツの観光業界の人が名付けたらしく、訪れたくなるような良いネーミングセンスだとほめていました。

 

 ホーエンシュバンガウに入ると、山をバッグに草原が広がります。ますます北海道らしいです。途中、カボチャが大量に売っていました。ハロウィンでよく見るあのカボチャです。ハロウィンが近いからかな~?と添乗員さん。

 日本では見られない光景なので物珍しいです。

 

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 大量のカボチャたち。人の気配はありません。お金を払って自由に持っていく仕組みなのでしょうか

 

お土産物屋さんの話

 今回はツアーなのでお土産物屋さん訪問ももちろんプログラムに含まれています。ノイシュバンシュタイン城に行く前に、お昼ご飯を食べる前に、まず近くのお土産屋さんに行きます。

 お土産屋さんは大きなお土産屋さんでアジア人向けだそう。もともと日本人向けのお土産屋さんだったが最近は中国人も囲わないと経営が成り立たないので中国人にも対応していると教えてもらいました。

 

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 お土産屋さんの前からはちょこっとノイシュバンシュタイン城が見えます。

 

中に入ると店員さんは皆アジア系。日本語も喋れます。商品についているポップも日本語です。

 Aちゃんは妹のためにシュタイフのテディベアを購入したいそう。私はシュタイフを初めて聞いたのですが、ドイツの有名なテディベアのブランドです。

 ドイツのお土産屋さんなのでシュタイフ売り場は充実しています、Aちゃんにくっついて私もシュタイフコーナーを物色。どのぬいぐるみもめちゃくちゃかわいい……。そして値段を見るとめちゃめちゃ高い……。

 小さいものでも30ユーロ前後、大きいものは50ユーロ、60ユーロです。ひぇぇ高級品。私的に特にかわいいなって思ったのはハリネズミのぬいぐるみです。掌に乗るくらい小さかったのですがそれも27ユーロ!ハリ部分を模したもふもふの背中に対してちっちゃなピンクの手足が指まで再現されていてキュンとしました。

 Aちゃんは折角だからと大きめのテディベアを購入していました。

 他にもお土産物屋にはかわいい雑貨がたくさんありました。添乗員さんがバスの中でドイツのハンカチメのーカー、FEILERをお土産としておすすめしていました。話を聞いたときは正直、そこまで興味はわかなかったのですが実際に売ってるFEILERのハンカチを見ると気が変わりました。

 めちゃくちゃかわいい……!

 売っていたのはたくさんのドイツの童話にちなんだ絵柄のハンカチです。赤ずきん、眠り姫、ブレーメンの音楽隊……。私の知らない童話もありました。

 とにかくめちゃくちゃ可愛いので即買うことを決意、絵柄は長靴をはいた猫にしました。

 

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 購入したFEILERのハンカチ。タオル地です。猫ちゃんの顔がかわいらしい♡

 

  他にもおとぎ話のモチーフの錫の兵隊、くるみ割り人形、煙出し人形、かっこう時計といったドイツらしいものがたくさん売っていました。たくさん買いたかったのですが、いかんせん現金しか持ってきていません。今から浪費してお金がなくなってもなあ……ということで悩みながら、他には友達へのお土産にバイエルンの民族衣装を着たライオンのぬいぐるみを買いました。くるみ割り人形もどこかで買いたい。(ここのものは20ユーロ近くするのでケチった)

 

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バイエルンの民族衣装を着たライオン。8ユーロでコスパが良い

 

 観光する前に荷物になるのでお土産屋さんに買ったものを預かってもらいます。すると接客してくれたおじさん(アジア系、日本語ペラペラ。日本人?)が

「うちはリサイクルの店だからね~預かったものはまたお店の棚に並べとくね~戻ってきたらあるといいね~(^^)」

 お茶目です。

 

昼食の話

 お土産屋さんの後はお待ちかねの昼食です。徒歩圏内のレストランでいただきます。

 

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 昼食をいただくレストラン。壁に絵が描かれているのはドイツの建物の特徴です

 

 お昼ご飯はロールキャベツです。日本のキャベツとはちょっと違う白っぽいキャベツ。形もちょっと違います。付け合わせにはドイツらしくポテトサラダが付いています。クリーミーでとても美味しい。

 

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  確かオニオンスープ(うろ覚え)

 

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メインのロールキャベツと付け合わせのポテトサラダ。見た目よりボリューミー

 

 せっかくドイツに来たので小麦ビールもいただきます。飲んでみるとあっさりしていて炭酸もきつくなく、飲みやすいです。さすが本場のビール……。

 

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写真は私のとAちゃんのと相席したお姉さんのものです。それぞれ種類が違います

 

 デザートはブラックチェリーとチョコレートのケーキです。ロールキャベツで結構お腹がいっぱいだったのですが、生クリームはあっさりめ、チョコレートも甘さ控えめでヨーロッパのチョコレートという感じがして美味しかったです。(あくまでヨーロッパのチョコレートに対する個人的なイメージです)

 

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デザートのケーキ。ブラックチェリーがおいしい。

 

 飲み物のお金を払うとき、Aちゃんが「ダンケシェーン」と言っていました。

 ドイツ語で「ありがとう」です。ドイツで積極的に使っていこうと思いました。

 

ちなみにレストランには犬もいました。お客さんが食べるのとは別になっているけど扉が開いているので中の様子がわかる部屋でチワワが自分の存在を主張すべく鳴いていました。かわいらしかったです。

 

 お土産物屋さんと昼食で終わってしまいました。次回、ノイシュバンシュタイン城に行きます!