こんにちは。お久しぶりです。
今回はお昼ご飯に食べた定食屋さんのラーメンセットがあまりにも美味しすぎて感動したため、勢いで食レポを書きました。ぜひお付き合いください。
さて、早速ですが私が今回感動した定食屋さんとそのメニューがこちら。
北海道旭川市 さとう家
みそラーメンとミニチャーハンセット
一食1000円
地元では有名なお店みたいなのですが、本当に美味しすぎて感動しました。
何に感動したか。なんといっても家庭料理の持つ素朴さと外食ならではの味のバランスが絶妙なのです。(注:私は家庭料理が大好きなのでここでの「家庭料理」とは全て褒め言葉です。)
立地はメインストリートから一本入った住宅街の中に民家と並んで建っています。外観も店舗は民家の一階部分になっているためうっかり通り過ぎてしまいそうな素朴さです。
内装は「北の国から」に出てきそうな昭和の雰囲気を残す昔ながらの古き良き内装。盛り付けも家庭料理に近く、なんだか実家を思い出します。味は塩分を感じさせず、家庭で使っている調味料を使っていそうな優しい雰囲気がありますがここはしっかりと外食のクオリティ。家庭では出せない味わい深さがありました。
頼んだのはみそラーメンとミニチャーハンのセットでしたがこのチャーハンは全くミニではありません。
写真だと分かりづらいですが、一般的なお店なら単品として大皿で提供されるべき量のチャーハンがミニサイズの器に盛られています。もしこの量がミニサイズならここのお店のチャーハンは相当なボリュームでしょう。
お米は程よく水分が残っており、家庭料理のような身近さを残しつつも味はピリッとスパイスの効いた外食に求めるチャーハンの味。味の染みた小さくてコロコロのお肉がなんとも美味しい。
ガツガツとかき込み、時には胸を詰まらせながら食べたのですが、この詰まった感じもまた美味しいのです。喉を通すために飲んだ水とこのチャーハンだけで十分に一食として成り立っていました。
チャーハンだけでもメイン並のボリュームとクオリティで大満足だったのですが、はちゃめちゃに感動したのがこのラーメンです。
チャーハンがボリューミーで食べ切れるか不安でしたがなんてことはなく、このラーメンの脂っこくはないのに濃厚なスープが既に腹八分目を超えていたとしても食欲を無限にそそってきます。
見た目があっさりしているので家庭料理のようにツルッと食べられそうな雰囲気を醸し出していますがそのスープにはしっかりと深いコクがあります。麺は柔らかめのちぢれ麺なのですがあっさりしていてこれがスープによく絡むのです。
チャーシューは2枚入っており、こちらは肉本来の味わいに近い素朴で硬めのチャーシュー。単体で食べても美味しいのですが、濃厚なみそ味のスープと一緒に食べると旨みが浸透し目を見張るほど、いや味蕾が震えるほど化けます。断言してもいいでしょう。このチャーシューはスープのために存在しています。
そして何よりも私が1番感動したのはもやしです。
ラーメン屋さんのもやしといえばシャキシャキのものが多いのですがこちらのもやしは歯ごたえを残しつつもしっかり茹でられています。この茹でられたもやしにまたスープが染み込んでいて噛めば噛むほど旨味が溢れてきて美味しいのです。
私はしっかりと火を通した野菜が大好きなので、このもやしはとてつもなくタイプのもやしです。好みドストライクです。食後もあの火の通ったシャキィ…とした食感と染み込んだスープの旨みを反芻して幸せな気持ちになっていました。
家庭料理のような身近さ、温かさ、懐かしさを持ちつつも味はしっかりと家庭では出せない外食のクオリティでボリュームも満足。値段もこちらのみそラーメンとチャーハンのセットは1000円とお財布にも優しい。
誰かの手料理を食べたい気分になった時、ここに来ればほっとした気持ちで食事が出来るでしょう。また近々他のメニューを開拓しに訪れたいなと思います。
素晴らしい外食体験ができ、お腹も心も大満足のお昼でした。
余談①
同行者からカツカレーをお裾分けしてもらいました。
こちらも家庭料理で馴染み深いとろっとしたタイプのカレーなのですが、やはり奥深さのある味で今まで食べたカレーの中でトップに躍り出るくらい美味しいカレーでした。
余談②
お会計後、サービスの飴をいただきました。甘い系の飴とコーヒーや塩味といった大人の飴と2種類分けて用意されており、甘い飴があまり得意ではない私にとって嬉しいラインナップでした。