旅行まとめ

旅行に行った時の話をまとめていきます。最近はあまり旅行に行けていないので雑記も書いています。

おうちに帰るまでが旅行です!さよならヨーロッパ(シャルル・ド・ゴール空港~エティハド空港~日本)~海外初心者の女子大生二人でヨーロッパ旅行に行った話#21~

 こんにちは!お久しぶりです!大学は卒業しましたが社会人になるギリギリ前になんとか投稿できました!

 2019年の10月からずっと投稿してきたこの旅行のブログも遂に今回が最終回です。長かったなぁ~。もう少し早く完結させるはずが予想外に時間がかかってしまいました。

 それでは、当時を思い出しつつ旅の思い出話を締めくくろうと思います。

 

シャルル・ド・ゴール空港の話

 楽しかった旅行はあっという間に時間が過ぎ、いよいよヨーロッパを発つ日です。

 集合時間は朝の6:00。まだ夜は明けておらず真っ暗です。専用のバスに乗り、空港へ出発します。

 空港までは結構遠かったです。8:00くらいでしょうか、朝日が昇る頃に到着しました。

 飛行機の出発時間は10:30。搭乗手続きを済ませてもまだまだ余裕があります。ユーロは使い切ってこいと母に言われていたため、空港内のお土産屋さんを見て回ります。

 添乗員さんが、「お土産は空港より各地で買った方が良い」と言っていた意味がわかります。確かに、空港のお土産物屋さんはその土地の特産物やフランスならではのものというより当たり障りのないお菓子や雑貨が売っている感じです。(それでも外国製ではあるので十分お土産にはなるのですが)

 日本の空港のお土産ショップも、王道のものは置いてあるけど各地のニッチなお土産はその土地でしか買えないというのと同じですね。

 

 さて、色々お店を見て回り、結局友人へのお土産に銀色のシンプルなアトマイザーと自分用にちょっとお高めのマカロンを買いました。20ユーロくらい残っていましたがめでたく大きいお金は使い切りです。

 

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 お買い上げしたマカロンミスドのように自分の好きな味を選んで詰めてもらいます。見た目も可愛く中身もフレーバーの味がしっかりして美味しかったです。

 

 お買い物も済ませ、いよいよヨーロッパとさよならです。フライトの時間になり、飛行機に乗り込みます。アブダビの空港まで約七時間の空の旅です。

 

機内の話

 飲みもののサービスの希望をきくためにキャビンアテンダントさんが回ってきました。行きの飛行機では「うぉーたー」と言ったところ、一回では通じませんでした。この日本語英語ではいけないという学びを活かし、「ウォーラープリーズ」と言います。ドヤ顔です。

 しかし、出てきたのは茶色の飲み物でした。おや?どう見ても水ではありません。恐る恐る飲んでみます。口の中で炭酸が弾け、人工的な甘さが広がります。

 コーラでした。

 どうやら「うぉーらー」は「コーラ」と聞き間違えられたようです。私はコーラは苦手なのでAちゃんのオレンジジュースと交換してもらいます。申し訳ない……。

「ええ、コーラじゃなかったの?」とAちゃん。コーラと聞き違えられても仕方ない発音だったようです。英語は難しい……。

 

アブダビ空港の話

 映画を見たり(日本語版がないので英語で見るしかなく、理解できない英語を必死に理解しようとするので頭がとても疲れる)テトリスをしたりしてフライト時間を過ごし、アブダビのエティハド空港に着きました。飛行機の中は時間の感覚がないのですが、実際は七時間も座りっぱなしで暇つぶしに画面を見続けていたので身体的にも精神的にもへとへとです。

 エティハド空港から日本行の飛行機が出るまでは二時間半もあるので空港の中をじっくり見て回れます。アブダビの通貨はグラハムなのですが、空港内を移動中、MAちゃんやMKちゃんと一緒にお土産物屋に並ぶラクダのぬいぐるみを見るたびに「何アブダビ?何アブダビ?」とふざけていました。

 

 集合場所の確認をし、自由時間。アブダビアラブ首長国連邦の首都でバリバリアラビアなのですが、生憎アブダビを通るのは行きも帰りも夜のため、窓の景色は真っ暗でアラビアを感じることはできません。

 しかし、空港にはアラブの民族衣装を着たおじさんたちが沢山。あの体をすっぽり覆う白装束です。

 インドのターバンのようなものを巻いているおじさんたちもいました。頭から長い布を被って黒い輪っかをつけるやつではなく、頭の上で三角のように巻くやつです。

 外の景色は見れませんが人々の服装からしっかりアラビアを感じ取れました。

 

 お土産物屋さんに並ぶものもしっかりアラビアです。沢山の種類のラクダのぬいぐるみとランプの置物が並んでいます。どれも物珍しく、心を惹かれます。ちなみにアラビアの民族衣装も売っていました。頭につけるターバン単品も!日本なら着物やかんざしが売られている感じでしょうか。

 空港の中はブースがあるしっかりしたお土産店もあればおじさんが一人で店番をしている屋台のようなお店もあります。

 屋台のようなお店は個人の店なのか、ランプの置物もラクダのぬいぐるみも種類が豊富で個性的です。じっくり見たかったのですが店番のおじさんがじっとこちらを見てきます。盗難防止でしょうか、ウィンドウショッピングは歓迎されていないようです。

 物欲ははたらいているのですが、通貨がありません。ここでもクレジットカードを使えない弊害が。

 手持ちのお金もほとんどないし、わざわざ換金するのもなあとお土産を買うのは諦めます。(ちなみに同じツアーのおじいさんはラクダのぬいぐるみを買っていました。換金したのでしょうか)

 

 お土産は買えませんでしたが代わりにラクダの前で大学生四人で写真を撮ってもらいました。最後にアラビアっぽい良い写真が撮れて満足です。

 

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 ラクダとパチリ。

 

 物珍しいものを見てはしゃげば時間はあっという間です。搭乗受付の時間になり、空港ロビーへ。

 飛行機に乗り込む前に、肉製品は日本に持ち込めないので二日前に買って残っていないと生ハムをAちゃんと食べます。食中毒起こさないかな……大丈夫かな……といいながら量が多いのでMAちゃんとMKちゃんにもあげます。そんな怪しいものの引き換えにリンドールのトリュフチョコレート(ピスタチオ味)をいただいてしまいます。

 ちなみに食中毒には特になりませんでした。

 

エティハド空港~日本へ

 飛行機に乗り込むとリフレッシュペーパーをもらいました。ハッカの良い匂いがします。

 東京までかかる時間は約10時間。消化試合です。

 飛行機の中で特筆すべきことは特にないのですが、全く眠れずずっとゲームをしていました。テトリスをずっとしていたのですがそのうちテトリスに飽き、2048や別のパズルゲームをします。

 全く寝れなかったのでフランスの時のフライト時間も併せて17時間くらい起きていたことになりますね。その日は現地時間で5:00くらいから起きていので22時間くらいでしょうか。ギンギンですね。

 

 さて、そんな長かったフライトの旅も終わりついに日本へ。

 懐かしの日本の空気、懐かしの日本人です。離れていたのはたった一週間だったのに妙に懐かしく感じます。

 帰って来たんだなあとヨーロッパの余韻に浸りながら荷物を受け取り、添乗員さんに挨拶&色々と話してくれた話のブログへの掲載許可をいただきます。

 

 ゲートを出て、いよいよ日常に戻ります。Aちゃんと別れ、新幹線へ。

 なんだかヨーロッパに行ったのが夢のように思えます。

 たくさんの貴重な経験が出来ました。大学生の内にこのような旅行が出来たのは本当に良かったと思います。誘ってくれたAちゃん、お金を出してくれた母には本当に感謝です。

 見慣れた街に帰り、見慣れた部屋でお土産を広げると少し不思議な気持ちになります。楽しかったなあという充実感と終わってしまったなあという物寂しさ。

 この楽しかった思い出を忘れてはいけないと書き始めたのがこのブログでした。結果、ここまで時間がかかってしまい、忘れてしまったこともあると思いますがなんとか旅行の様子をまとめることができました。

 最後はヨーロッパから持ち帰ってきた目に見える思い出の品の写真を載せてこのブログを終わりにしようと思います。

 

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 機内食であまったパンとコルマールで買ったジンジャーブレッドマン。旅の余韻に浸りながらいただきます。

 

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 ヨーロッパのお土産たち。いつでも思い出がよみがえります。

 

 これにて、このブログも完結です。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 今は海外旅行には気軽に行けない情勢ですが、社会が落ち着きまた海外旅行に行くことが出来たらどこかでブログに書きたいと思います。

 その時がまた来ることを願って、それではまた!