旅行まとめ

旅行に行った時の話をまとめていきます。最近はあまり旅行に行けていないので雑記も書いています。

ガーゴイルが沢山!ランス編~海外初心者の女子大生二人でヨーロッパに行った話#14~

 こんにちは!レポートやら就活やらで忙しくなんやかんやしているうちに前回の投稿から二か月近く経ってしまいました。今回はランスでの話をしようと思います。

 

バスの中の話

 ランスに向かいます。ストラスブールからランスまではなんと四時間半もかかります。朝の八時に集合し、バスに乗り込みます。

 私は目が悪くてコンタクトをつけているのですが、前日は朝からコンタクトを着けたところ、装着時間が長すぎたのか目が痛くなってしまったので反省を生かしてバスの中ではコンタクトはつけません。

 

 バスの中で添乗員さんからフランスの大統領やフランスの国民性の話を聞きます。面白いのでいくつか紹介していきます。

 

自由主義の話

 フランスは自由主義の国。なので仕事とかもマニュアルに則るより個人の判断に任せているところが多いのだとか。そのため、空港の手荷物検査で自分の欲しいものがあれば没収にかこつけて持って行ったりするそうな。そんなことってある??って感じですね笑

 

消費税の話

 消費税を最初に導入したのはフランスだそうです。それなりに取られるけど国民にちゃんと還元されるので不満は出ないそうです。

 

ご飯の話

 フランスのお弁当はパンとチーズを持って行って食べる時に自分で挟むという簡単なものなのだそうです。だから日本のお弁当は栄養豊富なのが人気なのだそう。なんと日本のお弁当屋さんがあるそうです。

 

主婦の話

 日本の主婦は働きすぎでフランスの主婦はそこまで働かないそうです。例えば、日本では朝ご飯はしっかりしたものが用意されてるイメージですがフランスの朝はパンとコーヒーだけとか。しかもパンは直接テーブルに置くので洗い物が少ないそうです。

お弁当も朝ご飯もフランスぐらい簡易なものが浸透すれば日本の主婦の方たちの負担も減っていいのになあと考えます。

 

衛生の話

 フランスの衛生面は日本より結構ルーズだそうで床とテーブルと皿を同じ拭くらしいです。それを聞いてテーブルに落ちたものを食べるのはやめようと思いました。

 日本人は潔癖の国なので菌に慣れておらず、新生児と同じくらいフランスでは感染症にかかりやすいそうです。感染したら下からも上からも出まくるそう。それで病院に行ってもすぐに薬を出してくれないのがフランスの病院。とりあえずコーラ飲んどけ。といわれるらしいです。中々日本では考えられないことですよね。コーラは確かに薬みたいな味がしますが本当に薬になるのでしょうか。今度具合悪くなったらコーラ飲んでみようかな、なんて試したくなります。

 ちなみにオレンジジュースは具合悪いときに飲んではいけない。というのは世界共通らしいです。本当になんでだ?

 日本にはない文化に理解に苦しみます。

 

SAの話

 SAで休憩します。チョコエッグとリンドールを買いました。0.4€なので日本円だと47円くらいでしょうか。日本で買うと一つ100円以上するので半額以下ですね。スイスのチョコレート屋さんなので距離の問題なのでしょうか。

 チョコエッグはバスの中で食べましたがめっちゃ溶けてました(笑)常温だったので仕方ないです。中身はゴムを利用した車のおもちゃでした。

 

ノートルダム大聖堂の話

 長い長いバスの旅が終わり、ランスのノートルダム大聖堂に着きましたー!!!!

 ランスのノートルダム大聖堂フランク王国初代国王のクローヴィスが洗礼を受け、ジャンヌ・ダルクがシャルル七世の戴冠式を導いた歴史ある場所で、世界遺産にも認定されています。

 

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建物の正面にはジャンヌ・ダルク像があります。

 

 さて、さっそく外側から回っていきましょう。

 

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正面。カメラのフレームに収まりきらない大きい。

 

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ちょっと角度を変えて。ずっしりした土台の安定感が伝わってきます。

 

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後ろ側です

 

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ずらりと並ぶ彫刻たち。教会堂の入り口は神の国への門に相当するのだそうです。

 

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有名な微笑みの天使。一人だけこちらを向き不思議な笑みを浮かべています。

 

 自分の首を持ってる不思議な彫刻もありました。当時は不思議だなあくらいに思っていましたがその後西洋史の講義で斬首された後自らの首を持ち上げて説教しながら数km歩いたと言われている聖人、サン=ドニの話を聞いて、もしかして……!?と思い、調べてみました。彼の正体はサン=ドニではなく同じようなエピソードを持つランスの守護聖人、聖ニケーズだそうです。

 

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真ん中が聖ニケーズです。

 

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こんな彫刻も。

 

外側だけでも見ごたえばっちりです。特に大学の美術史でも習ったガーゴイルたちに強く心が惹きつけられました。

 ランスのノートルダム大聖堂ガーゴイルは動物たちです。その種類の多さに夢中になって写真をたくさん撮りました。

 

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ヤギのような

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ウシのような

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サイのような

 

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こんな感じで突きだしてます。

 

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ライオンに似ています。

 

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悪魔でしょうか。

 

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沢山突き出しています。

 

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毛の生えた肉食獣のようです。

 

 

 

 

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こちら側にも沢山。

 

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手すりの上もガーゴイルでしょうか?

 

 とにかくたくさんのガーゴイル!見ててとてもワクワクしました。

 

  中に入ると大きなバラ窓と沢山のステンドグラス!

 ランスのノートルダム大聖堂シャガールのステンドグラスがあるらしいのでまずそれを見に行きました。

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ステンドグラスでも油絵のように色が混ざりあっています。どうやって作ったんだろう?と不思議な感じです。

 

 ほかにもたくさんのステンドグラス。一般的に窓ごとに統一されたテーマがあるらしいです。

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バラ窓サンド。圧倒されます。

 

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抽象画のようなステンドグラスも。何を表しているのでしょう?

 

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人物も周りの模様もとても細かくて作るのにどのくらいかかるんだろうなあ、と考えます。

 ステンドグラスに描かれているものは何か、彫刻は何を表しているのか等もっとしっかり勉強してからこれば見える景色がまた変わるのかなあと思いました。もう一度訪れたいですね!

 

お土産物屋さんの話

 外に出てお土産物屋さんに入ると有名な座った悪魔の形をしているガーゴイルの置物が沢山売っていました。ランスのガーゴイルは見た限りでは動物のようなものばかりだったので実は見えないところにあるのかなあと思いました。

 単にランス関係なくガーゴイルグッズを売っているだけかもしれませんが。

 部屋が狭くて置く場所もないしお金もあまりないので買いませんでしたがちょっとほしかったです(笑)

 この日は天気がとても良くて写真が綺麗に撮れましたが雨が降っていてガーゴイルから水が出ているところも見てみたいなあと思いました。

 

バスの中とSAの話

 一時間の自由時間が終わり、バスに戻りますここからまた二時間ちょいパリに向かって走ります。バス移動の多い日です。

 バスの中ではスリについての話を沢山聞きました。パリでは荷物からはひと時も目を離してはいけません。少しの油断が命取りになります。

 携帯と財布とパスポートは絶対に守らなければと緊張が走ります。

 次の日はパリで一日自由行動です。朝から地下鉄に乗って刊行する予定だったのですが、朝の地下鉄は人がおらずなんとも気持ち悪いからやめた方が良いと添乗員さんに言われました。どうしよう、とAちゃんと顔を見合わせます。

 

 SAに着きました。昼食を摂る時間がなかったので(添乗員さん曰、良いレストランがこの辺りにはない)ここで昼食です。

 時間は15:00。昼食というかおやつです。

 SAの売店で食べるものを選びます。サラダも美味しそうでしたが折角フランスに来たのでパンを食べようとフランスパンに肉や野菜を挟んだサンドを食べることにしました。

 「シルブプレ」で大体通じると聞いてからシルブプレを使ってみたかったので店員さんにサンドイッチを指さして「ディスワンシルブプレ」と言ってみます。「これ」はフランス語がわからなかったので英語です。通じたのでしょうか^^;

 日本語でいうと「ディスワンオネガイシマス」みたいな感じですかね。バスに戻ってから調べたら何かを指さして「これをお願いします」というときは「ジュプランサ」でした。シルブプレじゃないじゃん!(;'∀')次の日に機会があったら使ってみたいですね。

 

 サンドイッチを買ったらタッチパネルでスープを買えるハイテクな自販機でトマトスープを買います。XLにしたらクルトンが入っているとのことでクルトンに釣られてXLを選択。

 なかなか量が多いですがサンドイッチが長いので丁度良い感じです。

 サンドイッチは美味しかったですがパンがとても固かったです。これが本場のフランスパン……!となりました。

 

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お昼(?)ご飯

 

 そんな感じで移動が多めのランスでした。次回はパリの車窓観光の様子とホテルでの話かスリの話のまとめを書きたいなと思っています。

 それではまた!