旅行まとめ

旅行に行った時の話をまとめていきます。最近はあまり旅行に行けていないので雑記も書いています。

面白エピソードも?フランスのスリについて~海外初心者の女子大生二人でヨーロッパ旅行に行った話#14.5~

 こんにちは!今回は前回のランスからパリに向かう長い移動の中で添乗員さんに聞いてフランスのスリの話についてまとめて行きたいと思います!

 

①地下鉄でのスリ

 パリの地下鉄では立つより座った方が良いです。立っているとこっそりカバンに手を入れられます。

 

 人が多いときは人込みに乗じて「乗せて乗せて!」と言わんばかりに地下鉄に押し込んで来るパターンもあります。押されたときにはもうカバンに手が入っているそうなので注意です。

 

 また、パリの地下鉄は出るときには切符は必要ないですが、たまに職員がずらっと出口に並んで切符を確認されることがあるそうです。その時に切符がなかったら50€くらい取られるらしいので切符は捨てないように注意です。

 

 この切符確認制度に乗じたスリも発生したそうです。切符を持っていなかった被害者の方は400€も騙し取られたのだとか。本来の切符確認ではこんなにお金は取らないそうです。犯人はなんとお手製の制服を着ていたそうです。手が込んでますね。

 

 切符を買う時にも注意が必要です。地下鉄の切符を買うときはカウンターの方が安全です。券売機の使い方がよくわからずもたもたしていると「代わりに買ってあげる」という人が現れるそうです。一見親切な人に思えますが任せたが最後、お礼にお金をくれといわれます。そして結局本来の交通費より高いお金を払うことになってしまいます。

 

②街のスリ

 警察の職務質問の振りをしてパスポート、クレジットカード、現金がいくらあるか、を実物を確認されてそのまま持ってかれるパターンがあるそうです。

 実例では麻薬所持の疑いがあると言われ、検査されたそうです。被害者の方は英語が堪能だったそうで相手の言うことを全て理解してしまい、クレジットカードの暗証番号も教えてしまったそうです。しかし、暗証番号を間違えて教えるというファインプレーをしたため、カードが不正に使われるなどの被害は出なかったそうでした。

 実際の警察はクレジットカードや現金のことまで聞かないそうなのでおかしいと思ったら何を言っているかわかっても、わからないフリをして逃げた方がよさそうです。

 

「Can you speak English?」と話しかけてくる詐欺もあります。答えると募金をするように言われ、書類に名前を書かされます。そして1€ほど募金しようとすると「NO!」と言われ、他の名前の隣に書いてある高額な募金額を見せられます。そして、他の人はこんない募金しているからお前も高額募金をしろと言われます。

 添乗員さんはこれに引っかかり、途中で気づいて逃げたそうです。 

 

 コーヒーのような飲み物をいきなりかけられるスリもあります。日本じゃちょっと考えられないですよね。

 かけられたものを拭いてあげると言われ、拭いてもらうためにカバンを置くといつの間にか仲間が持って行ってしまうのだそうです。

 ちなみに、添乗員さんの仕事仲間の方がこのタイプのスリにあったそうなのですが、すぐに気づいてカバンを離さずに拭かせたところ、いつまでも拭いてくれていたそうです笑

 

 レストラン等では食事中、カバンを椅子の背もたれに引っ掛けたり、背もたれの内側でも背中側においてはいけません携帯をテーブルに置いたりするのもダメです。美術館などの施設のレストラン等でも目を離した隙にすられるそうです。

 添乗員さんはバッグを床に置いていたら、そのバッグがすーっと静かに動いていたそうです。気づいて、バッグを動いていく先を見たら犯人と目が合い、その人はスーッと離れていったそうです。笑い事ではないのですがちょっと笑っちゃいますね。

 

 パリではエッフェル塔等のお土産グッズを歩き売りしたり地面に広げて売っている黒人の方がいますが、その方たちは詐欺やスリではないので大丈夫です。むしろそこでお土産を買った方が安いとか。

 

 注意すべきなのは同じように地面にいろいろ広げてギャンブルをしている人たちです。これは詐欺の手口の一つで、他にギャンブルをしているサクラの人たちが儲かっているから自分もしようと引っ掛かって大金を取られるそうです。

 

 私の聞いたスリのパターンは大体こんな感じでした。他にも様々な手口のスリがいるので外国に行ったときは貴重品やカバンは肌身離さず持ってるよう注意が必要ですね!

 

 次回はパリの車窓観光の話をしたいと思います。

 それではまた!