今日はハイデルベルクに行った話を書きたいと思います!
橋の話
ハイデルベルクではまずは橋に行きました。景色がとても綺麗です。ツアーの人たちとみんなで写真を撮り合います。
ノイシュバンシュタイン城の時のマリエン橋は小さいつり橋で人口密度が大変なことになっていましたがこちらは広くて車も通る大きな橋なので観光客が沢山いましたが、余裕を持って景色を眺めたり写真を撮ったりできました。
橋の上からはハイデルベルク城の全貌が見えます!
こちらはノイシュバンシュタイン城とは違い、いかにも古城といった風貌です。とても浪漫が溢れていてわくわくしてしまいます。
ハイデルベルクの橋。立派な門です。
ハイデルベルク城がよく見えます。街の雰囲気と古城がよく合っています。
お土産物屋さんの話
橋からの眺めを楽しんだ後は、みんなでハイデルベルクの街をてくてく歩いてユニコーンという名前のお土産物屋さんに行きました。
食品が結構売っていたのでばらまき用のお土産を購入。チョコレートとキャラメルとストーンチョコのようなものを買いました。
買ったのですが、日本に帰ると意外とお土産が足りていて、チョコレートとキャラメルは自分で食べちゃいました(^◇^;)
チョコレートは中にミルクペーストのようなものが入ってるものや、ナッツが入っているものなど色々な味がありました。キャラメルははちみつが入っているみたいで、私たちがよくしっている歯にくっつくソフトキャンディのようなものではなく、少しクッキーに近いザクザク感のあるものでした。どちらもカロリーを全力で主張するような甘さで、とても美味しかったです。
話を戻しましょう。
ここでは食品の他に自分用のくるみ割り人形を買いました!
ドイツ初日からくるみ割り人形は買いたかったのですが、高くてなかなか踏ん切りがついていませんでした。ドイツは今日で最後だし、どんなに高くてもここで買おうと覚悟を決めていました。しかし、なんということでしょう。ここの店のくるみ割り人形、今まで見たどのお店より安価でした。
なんとこれで7ユーロです。
今まで10ユーロ以上するものばっかりだったので私としては手頃なお値段で買えて大満足でした。
キウイスプーンなるものも買いました。ドイツのキッチン用品のメーカーの製品なのだとか。5ユーロほどです。
プラスチックのスプーンで、持ち手のところが尖っており一つでキウイを切って食べれるようになってるみたいです。私はよくキウイを朝ご飯に食べるので、洗い物が減るならいいかもな~と思って買ってみました。
日本に帰ってから使ってみましたが、あまり切り口が綺麗にはならないので、実用性はありますが綺麗に食べたい人にはオススメできません(^^;)
シュタイフのぬいぐるみも鳩時計も買えばよかったかなあと思いつつもこの先どれくらいお金を使うのかわからないのでケチります。現金しかないって切ないですね。
ハイデルベルクの町の話
お土産物屋さんを出たらどうしよっか?となり、せっかくだしハイデルベルク城に行ってみよう!ということでハイデルベルク城を目指すことになりました。(この時、添乗員さんから遠いのでおすすめしませんと言われた事は聞かなかったことにしています)
ハイデルベルク城を目指してハイデルベルクの町を地図を見ながらてくてく歩きます。
ハイデルベルクはローテンブルクのようにカラフルではありませんが建物の色調が落ち着いたレンガっぽい色で統一されています。建物もローテンブルクより高く、ロ-テンブルクがおとぎ話のイメージならハイデルベルクは騎士物語っぽいイメージです。
ハイデルベルクの町
ハイデルベルクの路地
中心部にはスーパーマーケットがありました。日本のスーパーマーケットとは全く違う様子です。Aちゃんにスーパーマーケットだよって言われなければそのまま通り過ぎるところでした。
ハイデルベルクのスーパーマーケット。よく見れば日本でも見覚えのある値段の書かれた黄色い紙が。
少し道が狭くなったところを抜けると広場に出ました。先ほども書きましたが、ハイデルベルクの建物は横幅より高さがあるので、広場は閉鎖的な中にぽっかりできた場所のような不思議な感覚を覚えます。中央にはマリア様の銅像。
周りが教会だからか、厳かな空気がどこか漂っています。
ハイデルベルク城への道のりの話
ハイデルベルク城へ行く道に入るところにハイデルベルクの駅がありました。とてもさりげなくあったのと、ホテルと書いてあったのでこれまた駅だとすぐにはしんじられませんでした。
右の建物がハイデルベルク駅。ホテルも併設されているようです。この道の先がハイデルベルク城になります。
駅の脇の道を進むと階段があらわれました。看板にはハイデルベルク城まで10分といった内容。10分なら集合時間にギリギリ間に合うだろうと踏み、覚悟を決めて私とAちゃんは上り始めます。
長い階段をずっとずっと上り続けました。いつまで経ってもつきません。私はもうへとへとですがAちゃんはサクサクと上っていきます。同じ年齢なのにどうしてこうも体力が違うのでしょう。Aちゃん元気だな~。
どこまでいっても階段です。ずんずん進むAちゃん。
Aちゃんよりだいぶ遅れて、ひーひー言いながら(比喩ではなく本当に口に出してました)上っていたら、先に上についていたAちゃんが「シーッ!」としてきました。どうしたのでしょう。
なんと、猫がいるようです。
どれどれとAちゃんの目線の方を見ると……わお!いました!オレンジと白のかわいらしい猫ちゃんです。階段の疲れも忘れ、にっこにこでぱしゃぱしゃ写真を撮りました。
ハイデルベルクの猫さん。猫さんも階段を上ってきたのでしょうか。
ハイデルベルク城の話
やっとの思いで着いたハイデルベルク城。時間の関係で門のすぐ近くのガワしか見れませんでしたが、すごかったです。
崩れかかっている柱、苔むした壁。だれもが思い浮かべる廃墟の古城です。歴史と浪漫を感じて大興奮。時間がないのが本当に残念でした。もっとじっくり見てじっくり写真を撮って中にも入りたかったです。階段を上る体力があるうちにまた来よう。そう、強く心に決めました。
少し崩れている門
一部だけでも物語を感じさせるハイデルベルク城
山の上に来た甲斐もあって上からの眺めも絶景でした。赤い三角屋根が沢山並んでいる外側を緑が囲んでいてかわいらしい。これは写真に納めなければ!とギリギリでも写真は撮ります。本当にもっと見ていたかったですね。
ハイデルベルク城の山から見た景色
帰り道の話
帰るときに、また行きと同じ猫に遭いました。先ほどと同じ格好でまだいました。違ったのは中国人っぽいお姉さんがめちゃめちゃ猫を撫でて写真を撮っていることです。
余裕で触らせてくれるんですね、ずいぶん人なれしているみたいです。ここにいたら観光客からちやほやしてもらえるってわかっているのかな?
なんだかお姉さんに触らせながらもすごくこっちを見ている気がします。そんなに私たちが気になるのでしょうか。(勘違いかもしれませんが)Aちゃんが「猫、めっちゃ私たち見てない?勝手に写真撮ったから怒ってるのかな?」と言います。
とりあえず挨拶しておいた方がいいかなーなんて思って、「ハロー」といっておきました。(ドイツの猫なので)それと「ユーアーキュート!」も。
きっとこれで機嫌を直してくれたに違いありません。
帰りは下りだかららくちんだねー等と帰り道を舐めていたのですが、そうは問屋がおろしません。階段がとても急なので降りるのも一苦労。しかも、上りと違って景色が見れるので所々で写真を撮るために立ち止まってしまいます。きづいたらAちゃんが見えなくなっています。
帰り道
やっとのことで下まで降りてきました。途中地図にフォトスポットと書いてあった噴水広場を通りました。ハイデルベルク城がとてもよく見えます。どんなに急いでいてもフォトスポットとあらば、ちゃっかり写真は撮っていきます。
噴水広場
写真の暗さからもわかるかもしれませんが、途中から雨が降ってきました。しかし、急いでいる私たちに傘を差している暇はありません。焦って道を行きます。
余談なのですが、車いすの人がシャーッと石畳の坂道通り過ぎていきました。ローテンブルクも坂道で石畳だったのですが、車いすの人は特に苦戦した様子もなく通行していました。ドイツの車いすは石畳でもガタガタしないようになっているのでしょうか。少し気になりました。
さて、競歩さながらに雨の中を急いだ私とAちゃん、ふと前を見ると同じツアーの人がいました!
これで一安心です。緊張感から解放された私とAちゃんは、急ぐのをやめて傘を開きました。対戦ありがとうございました。
ハイデルベルクの話はここまでとなります。ハイデルベルク城は魅力的な場所だっただけの時間が十分になかったのが本当に悔やまれます。
集合した後、ツアーの人たちと少し話す時間があったですが、ハイデルベルク城まで行ったというと「すごいね!」「体力あるね!」「私たちも行けばよかった~!」など、様々な反応をもらえました。ハイデルベルク城に行ったのは私たちだけだったようです。
時間はなかったですが一瞬でも間近で魅力たっぷりの古城を見られてよかったな~と思います。
それでは、次はまた観光をお休みしてホテルの話を書きたいと思います。その次はいよいよフランスに入ります!それではまた!