こんにちは!今回はローテンブルクに行った話をしたいと思います!
SAの話
ドイツのSAのトイレは有料です。噂には聞いていたのですがどんな感じなのか全く予想がつかない。実際に行ってみると、トイレの入り口がゲートになっていてお金を入れる機会が設置されていました。なんとお金を入れるとSAのショップの50セント割引券が出てきます!
トイレは使用後、水を流すと便座がくるっとまわって消毒してくれます。言葉だけだと全く意味がわからないと思うのですが、実際に見ても全く意味がわかりません。
めちゃくちゃ近代的で衛生的ですね。でもウォッシュレットはないのだとか。ウォッシュレットがついたら完璧だと添乗員さんが言います。
SAのショップではミネラルウォーターを買いました。飲み物売り場には沢山ミネラルウォーターが並んでいたのですが、炭酸入りのものもあるらしく、同じツアーの人とどれでしょうね~と混乱しながら選びました。
Aちゃんが調べたところによると、日本でも売っている銘柄(ボルビックやエビアン)等は炭酸が入っていないそうです。
SAを出ると雨がぽつぽつと降ってきました。ローテンブルクに着くまでに止んでほしいです。
バスの中で添乗員さんの話を聞きます。ドイツは衣食住を重視しており、食は質ではなく量を重視するのだとか。日本との違いを感じます。
ローテンブルクの話
ローテンブルクに着くと雨は無事止み、青空が見えました。
ローテンブルクは城壁にぐるっと囲まれた町なのでまずは城壁に作られた入り口を通って中に入ります。中世的なロマンを感じてわくわくです。
外から見た城壁
城壁の入り口
中から見た城壁
街並みはとってもメルヘンで可愛らしい。ドイツって言ったら思い浮かべるメルヘンな風景そのままです。城壁の中に入ってから写真を撮る手が止まりません。ツアーの人たちに置いて行かれかけます。
城壁近くの塔
伝統的な家たち
とてもカラフルで窓辺の花が良く映えています。
美しい装飾が施された吊り看板がどの建物にもあって素敵です。
聖ヤコブ教会の話
まず聖ヤコブ教会に行きました。この教会には三滴のキリストの血というとんでもないお宝が保管されています。二階に上がって実際にそのお宝の祭壇を見てみましたが……高すぎて何も見えない。キリストの血が入っているという水晶のようなものは見えたのですが、残念ながら血は確認できませんでした(^^;)
精巧なレリーフの美しい祭壇。上部の十字架の水晶の中にキリストの三滴の血が入っているそうです。
教会の内部はこんな感じ。独特の神聖な雰囲気があります。
前部の祭壇。窓のステンドグラスがとても美しい。聖ヤコブ教会のものは教会の中でも非常に貴重なものらしいです。
聖ヤコブ教会の窓のステンドグラスたち
入口近くにはアフリカの人たちが作った木彫りのロザリオが売っていました(^^)
聖ヤコブ教会は言葉を失うくらい素敵な場所でした。
お土産屋さんの話
ローテンブルクの中央の広場にはからくり時計があり、一時間ごとにからくりが動くそう。みてみたい!ということで広場の近くのお土産物屋さんを見ながら次にからくり時計が動く時間、13:00を待ちます。
ローテンブルクは素敵なお土産屋さんが沢山。一年中クリスマスといわれているクリスマスグッズが一年中売ってあるお店があるそうです。他にもぬいぐるみを屋さんや雑貨屋さん、ショーケースを見るだけで魅力的でワクワクするお店ばかりです。
お土産屋さんのディスプレイ①巨大くるみ割り人形
お土産屋さんのディスプレイ②かっこう時計
お土産屋さんのディスプレイ③テディベア。一番左はパディントンでしょうか。
お土産屋さんのディスプレイ④ドイツの民族衣装
お土産屋さんのディスプレイ⑤雑貨
聖ヤコブ教会を出た所ではお土産屋さんのお兄さんが日本語で話しかけてくれてこんなチラシをくれました。
バリバリ日本語です。
お土産屋さんの一つに入るとかっこう時計が沢山ありました。そのうちの一つが鳴るところを聞いて感動!本当に屋根からかっこうの鳥の人形が出てきてかっこう、かっこうと鳥の鳴き声がします。大きいものは人形の作りなどが細かく、見ていてとても楽しいです。お金があれば大きいの買いたかった……。
時計機能はなくても振り子機能のあるかっこう時計を模したマグネットや壁掛けはわりかしお手頃な価格で売っていました。英語で「Cuckoo clock」と書いてあり、英語名そのままなんだなと思いました。
マグネットもたくさんありました。わりかし安値で買えるお土産なので地域のマグネットはつい買いたくなってしまいます。今回は買いませんでしたが、「ローテンブルク」と下に書かれた民族衣装を着たクマのマグネットに少し心が惹かれました。
奥の方にはクリスマスグッズも売っていました。ローテンブルクはクリスマスの時期になるとクリスマス市で賑わい、町もクリスマスグッズを前面に売り出して華やかになるらしいのでクリスマス時期のドイツも訪れてみたいですね。
からくり時計の話
からくりの始まる五分ほど前にお土産屋さんを出ました。あいにく雨がまた降り始めたみたいです。
からくり時計はマルクト広場にあります。マルクト広場には市役所があるのですが、みんな市役所の中で雨宿りをして時間になるのを待っています。みんな頭いいな~と思いながら真正面で見たい私とAちゃんは雨の中マルクト広場の真正面で待機します。
マルクト広場の時計台と市庁舎
鳩が悠々と歩いています。
雨の中、時間が来るのを待っていると「雨の中わざわざ待ってるの?」と声をかけられ、見ると同じツアーのお姉さん! 「なんか広場にいる人見たことある人ばっかだね」と言うのでよくみてみると、確かに広場で傘をさして時計を見上げて待っている人たちはみんな同じツアーの人たちです。みんな考えることは一緒なんですね。
13:00になりました。鐘と共に文字盤の両隣の窓が開きます。この時計のからくりは、将軍とお酒の飲み比べをしてローテンブルクの町の危機を救った市長さんの話を元にしているそうです。(詳しくはウィキペディアをご参照ください)
からくりの内容は、窓の中の二人がそれぞれ交互に酒の器を傾けるというものでよく目をこらしてみないと見逃してしまいそうなほどシンプルなものでした。
マルクト広場のからくり時計。よく見ると人形がジョッキを傾けています。
シュネーバルの話
小腹が空いたのでローテンブルクの名物と噂のパン、シュネーバルを食べることにしました。今回初めて知ったのですが、ドイツはパンの種類が世界で一番多いらしいですよ。
シュネーバルは「雪玉」という意味だそうで、スタンダードなものは何層にも丸く重なったクッキー 生地の上に粉砂糖がかかっています。
食べてみると思ったより甘くなく、サクサクして食べやすいです。噛り付くとボロボロこぼれやすく、砂糖が服にも付いてしまうので一枚づつ生地の層を剥がしてゆっくり食べた方がよさそうです。
食べながらぷらぷら町を歩いていると、日本でもよく見る、話しかけたら人の言葉を激しい動きと共に真似して喋るおもちゃが外に置いてあるお店がありました。ためしに話しかけてみました。
私「こんにちは」
おもちゃ「……」
反応がありません、何回か話しかけてみましたが同じです。ふと思いついて英語で話し掛けてみました。
私「ハロー」
すると
おもちゃ「ハロー!!!」
なんと、日本語には対応していなかったのです!!!!ちゃんと言語を認識する能力があるんですね。
シュネーバルを食べながら、ガイドブックを見て行きたいね~とAちゃんと話していた中世犯罪博物館に向かいます。
道中、かわいいぬいぐるみ屋さんを発見!シュネーバルを食べ終えたAちゃんが入っていきました。欲張って大きいサイズのシュネーバルを買った私はまだ食べ終わっておらず、店の前で待ちます。見たかった……。
Aちゃんを待っている間にシュネーバルも食べ終わり、Aちゃんが帰ってきて散策再開です。
早く中世犯罪博物館に行かないと時間がなくなることはわかっているのですが、またもや魅力的なお店を見つけてしまいました。
入り口に甲冑やドイツ騎士団の制服、緑の民族衣装がかかっているお店です。これは、入るしかありません。
心を惹かれた入り口。
中はドイツ騎士団の人形や甲冑、羽根ペンや剣や皮の留め金付きのノートなど、中世のロマンを感じるアイテムが沢山。
Aちゃんはお父さんにドイツのワシの紋章が描かれたトレーナーを購入。なんとサイズがSかXXLしかないという極端なラインナップ。
お買い物を終え、いよいよ中世犯罪博物館へ!
中世犯罪博物館の話は次回、おとどけします(^^)