こんにちは。寒くなってきましたね。今回はヴィースの話をしたいと思います。
前回書き忘れた話
そういえば前回のホーエンシュバンガウ編で書こうと思っていて書き忘れたことがあったのでここに書いておきます。
ロマンティック街道は日本人観光客がかつて多く訪れていたため、「ロマンティック街道」という日本語での道路標識もあります。実際に目にしたのですがドイツにいるのに日本にいるような不思議な感じでした。
しかし、その不思議な感じを快く思わない人もいたらしく、ある観光地では日本人向けに日本語の看板を取り付けたのですが「ドイツに来た気がしないから取り外してくれ」というクレームが入り、取り外されてしまったそうです。
感じ方は人それぞれですが観光地の人たちの優しさにクレーム入れるのはなんだかな~という感じでした。
ロータリーの話
日本ではロータリーはあまりないですが、ヨーロッパはロータリーが沢山あります。添乗員さん曰、田舎の方では信号機を付けても人が少ないので電気代が無駄になるため、ロータリーにしているのだそう。環境にやさしくて良いですね。
ちなみに、パリには12本の道につながる非常に大きなロータリーがあるそうです。なかなかに壮観らしいので見てみたいですね。
ロータリーは自然に優しくて便利ですが運転初心者の自分は上手く使える気がしないなあと思います。Aちゃんに
「日本にロータリーがあっても私絶対使いこなせないな~」
と言ったら
「わかる、同じところぐるぐる回っちゃいそう」
と共感してくれました。ロータリーは上級者向けですね。
前評判の話
それではヴィースの話に入りましょう。
ホーエンシュバンガウを抜けてヴィース巡礼教会に向かう中で、バスガイドさんからヴィース巡礼教会について話を聞きます。
ヴィース巡礼教会は「ヴィースの涙の奇跡」(詳しくはウィキペディアをご参照ください)で知られる教会であり、世界遺産です。
とても厳しい教会らしく、教会内でふざけたポーズを取って写真を撮ると怒られます。(ピースもダメ)
また、フラッシュ撮影も厳禁で、以前フラッシュ撮影をした人は、係の人に見つかってSDカードを抜き取られ、募金箱の中にSDカードを入れられてしまったそうです。
ヴィース巡礼教会だけに関わらず、ふざけたポーズを取ったりフラッシュ撮影はほかの教会でも禁止ですが、特にヴィース巡礼教会は厳しいそうです。
寄付にも厳しいらしく、訪れる人には絶対寄付金を要求します。
今回は旅行会社が事前に寄付をしてくれました。
また、ミサ中は見学はできないそう。たいていミサは日曜日に行われるから今回は大丈夫でしょうと言われました。
実際のところの話
色々と前噂を聞かされて、緊張しながらヴィース巡礼教会に到着!外観は白い壁に茶色い屋根とシンプルです。
外観はこんな感じ
添乗員さんの後に続いてわくわくしながら入ります。すると先に中を覗いた添乗員さんが「シーッ」と人差し指を口元に当てて戸惑いの表情。なんとミサ中でした(^^;)見事なフラグ回収。
日曜日ではなかったのですが個人的なミサが行われていました。
写真撮影はできないけどちらっと見るだけならまあ大丈夫とのことでちらっと中にお邪魔してみました。
中はとってもスゴイです……!
天使とキリストの天井画は空色で真っ白な教会内で美しく映えています。壁の黄金の精巧な装飾も見事です。
祭壇の前部にも黄金の装飾。ミサ中なので教会内に響く神父さんの声も相まって厳格で神聖な空気が漂っていました。じっくり見て写真をたくさん撮れなかったのが本当に残念。
写真を撮れなかったのでせめてもの思い出にとお土産物屋さんで教会内部のポストカードを購入しました。写真を載せるのでそれで雰囲気を感じてもらいたいです。
観光時間は周りをじっくり見て写真を撮ったので紹介します。
ドイツにもkioskがありました。日本のチェーン店ではない天然のkioskです。
草を食むポニーたち。近くまで行きたかったけど少し遠かった。
窓辺に花をあしらった可愛らしい家。
ドイツの標識。
お土産物屋さんにはロザリオが沢山売っていました。キリスト教徒の人たちにとってはロザリオって日本人がアクサリーとして身に着けるのとはまた意識が違うのかななんて考えました。
あまり紹介には なっていませんがヴィースはこんな感じでした。次回は観光はちょっとお休みしてフュッセンのホテルでの話を書きたいと思います。