こんにちは!今回はいよいよパリを歩いての観光の話をしていきたいと思います!オペラ座、パレ・ロワイヤル、ルーヴル美術館のガラスのピラミッドでの話をしたいと思います。
出発の話
さて、遂に旅行最終日。この日はパリで終日自由行動。私の希望で午前はオペラ座で降りてオペラ座、パレ・ロワイヤルとルーヴル美術館を通ってオルセー美術館で過ごし、午後からはオプショナルツアーでヴェルサイユ宮殿に向かう予定です。
オルセー美術館は入場に並ぶという前情報から、開館時間よりちょっと前に着けたら良いなと思っていました。9:30から開館なので6:00くらいにホテルを出ようとAちゃんと言っていましたが、結局ホテルを出たのは6:30。
早朝の地下鉄は気持ち悪いという添乗員さんの言葉もありましたが6:30から添乗員さんがツアーの人たちと地下鉄でパリ中心部のルーヴル美術館の駅まで連れて行ってくれるとのことでそこに私たちも便乗することにしたのです。
駅員さんからチケットを買い、地下鉄に乗ります。
地下鉄は日本とあまり変わらない感じです。朝早いので人はそこまで多くなかった気がします。
オペラ座の駅に着き、ルーヴル美術館に向かう人たちは乗り換えます。私たちはオペラ座で降りるのでツアーの人たちとはここでお別れです。
パリの地下鉄の電光掲示板。次に着く駅が点滅する仕様だった気がします。(うろ覚え)
オペラ座の駅はこんな感じ。
オペラ座の話
外に出ると目の前に早速オペラ座!すごーい!とパシャパシャ写真を撮っているとデジカメに突如「空き容量がありません」の文字が。
メモリーの中の写真は全て消して十分に容量を空けたつもりでしたが、この五日間の大ボリュームの旅行には耐えられなかったようです。ということでこれから先の写真は全て携帯のカメラになります。私の携帯のカメラは画質が悪いのでとても残念です。Aちゃんの画質の良いカメラに託します。(人任せ)
オペラ座。とても大きいです。夢中で写真を撮る私が写り込んでいます。この後にメモリーがなくなりました。こんなに豪華ですが裏側のようです。
方向音痴の話
さて、このオペラ座からパレ・ロワイヤルに向かうのですが、道がよくわかりません。ガイドブックの地図を見て、こっちだ!と道を進もうとしたところ、Aちゃんに「ちょっと待って」と言われました。
Aちゃんに地図を見せると、Aちゃんは私が進もうとしていたのと反対の方向へ。あれれ……。
「えっ、そっちなの?」
「一緒に降りた人たちもこっち側に行ってたしこっち側なんじゃないかなあ」
なるほど、とにかくAちゃんの言うとおりにします。ストラスブールで道に迷った時も正しかったのはAちゃんです。自分を過信してはいけません。
Aちゃんの言う通りに道を歩くとオペラ座の表側に出ました。表側は正に劇場といった様子で大迫力です。オペラ通りの標識もあり、なるほどこの道を行くので良さそうです。
表から見るオペラ座。朝日に照らされて綺麗です。
ちなみに間違えて行きそうになった道。オペラ通りを通ってルーヴル美術館に行くのならこっち側に行ってはいけません。
挨拶の話
オペラ座通りをてこてこ歩く私とAちゃん。パリの信号機は一瞬で変わり、危ないです。一つの道路に二つ信号機がついているところは時差で色が変わるようです。
行く途中の道に午後のオプショナルツアーの集合場所があるそうなので確認します。道に迷って集合時間に間に合わなかったら大変ですものね。(フラグ)
気持ちの良い朝の空気を感じながら人通りのまばらなパリを歩きます。
オペラ座通り。まだ少し暗いです。
なんとパリにもジュンク堂がありました。左上には見慣れた日本語の書店名が。
ハトの朝は早い。
朝日の差す通りを歩くAちゃん。一日の始まり感があります。
慣れてないパリはやっぱり道に迷い、あっちにいったりこっちにいったり。どこも石造りの建物で立派なので全部お城のように見えてしまいます。なんと行き過ぎて証券会社まで行ってしまいました。
Aちゃんがインターネットで地図を見て軌道修正。正しい道を歩き出します。
途中、私たちが歩いている通りにフランス人の男の人二人組がいました。
「ボンジュール」
と言われ、私たちも「ボンジュール」と返します。
そして、通り過ぎる時、
「コンバンハ!」
と言われました。日本人とわかってもらえたことに感動し、朝ですが「こんばんは!」と返しました。
ストラスブールのレストランで「ボンソワール」といわれましたが「ボンジュール」と返してしまったことを思い出します。
その後、Aちゃんが「フランス人だから夜に日本人を口説くために『こんばんは』を知っているのかな」と言っていて妙に納得してしまいました。もしそうならさすが愛の国ですね。
パレ・ロワイヤルの話
さて、あっちにいったりこっちにいったり、出会いがありながらもパレ・ロワイヤルに着くことが出来ました。ちゃんと「PALIS LOYAL」と書いてあるので今度は間違いありません。
ちゃんとパレ・ロワイヤルです。
パレ・ロワイヤルはルイ14世が幼少時代を過ごし、パレ・ロワイヤルと名付けました。その後オルレアン公が住み、庭園の周囲に回廊を建設して商店を誘致しました。(ガイドブック参照)
漫画「ベルサイユのばら」でもオルレアン公とその仲間たちのたまり場になっていましたね。オスカルが黒い騎士を追いかけてたどり着いたところです。
建物ではなくお庭を回ったのでベルばらというよりはルイ14世の過ごした美しい庭という印象の方が強かったです。
立派な噴水です。後ろに見える建物が映えます。
朝日を浴びる並木道。奥に建物が構えています。
近づくとこんな感じ。
花も綺麗に咲いています
セレブリティな金の蛇口。枯れ葉が溜まってる所が近所の公園のようでそこはかとなく親近感を感じます。
はしゃいでお庭の中へ。気分はルイ14世(?)
これが件の回廊でしょうか。
外は工事中みたいです。なんだか不思議な気持ちになります。
こんな素敵なお庭を朝から散歩できて中々良い観光の始まりです。
ルーヴル美術館の話
パレ・ロワイヤルを出るとすぐにルーヴル美術館があります。さすが宮殿だっただけあり、その大きさに圧倒されます。
パレ・ロワイヤル側のルーヴル美術館の入り口。前の日にセーヌ川から見えたものとは反対側です。
美しい門の中に吸い込まれるように入ります。
通路ですがとーても綺麗です。宮殿が至る所で主張をしています。Aちゃんは天上に見とれていました。
通路を抜けると出ました!ガラスのピラミッドです!その大きさと綺麗さにAちゃんと大興奮です。
ルーヴル美術館のガラスのピラミッド。8:30くらいでしたが結構人がいます。
ピラミッド側から見るルーヴル美術館も綺麗です。360度どこから見ても美しく見えるように設計されているんですね。
凱旋門のような門も見えます。開放的な風景です。
さて、ルーヴル美術館を抜けて最終目的地オルセー美術館に向かいます。この時点で既に9:00近くなっていたので9:30のオルセー美術館の開館に間に合うかな?と少しドキドキ。並んで入るまでに時間がなくなって中をじっくり見る時間がなかったらどうしよう?と少し不安になります。
セーヌ川の橋からオルセー美術館が見えます。なんとか開館時間には間に合いそうでほっとしながらAちゃんと写真を撮ったりして向かいます。
川を渡り終えたオルセー美術館の前の道。朝なので前日にバスから見た屋台も完全に閉じています。ラクガキでしょうか、壁に描かれた文字がすごいですね。
パリは実際に歩いてみて本当に美しい街だなと思いました。街中に元々宮殿だった建物があり、王族の華やかさが身近に感じられるからかもしれませんね。
こういうところに気軽に行けたり住めたりしたらちょっとするだけで毎日心が充実しそうだなと思いました。
ということで、パリの散歩編でした。オルセー美術館での話は次回にすることにします。
それではまた!